2016/01/14
便が出ないというのは体にとって大問題です。
3日目ぐらいまでならちょっとお腹が張るぐらいのもんですが、4日も5日も出ないとなってくると体のあちこちに異常が出てきてもおかしくありません。
本来、排出されるはずの毒素が体内に再吸収されてしまうからです。
なので丸3日以上、お通じがない人は、とりあえず無理やりにでも出すべきです。
出なくて困っている人は、以下の方法を試してみてください。
牛乳をがぶ飲み
朝、牛乳をコップ2~3杯ぐらい飲み干して下さい。
お腹を壊す可能性もあるので、腹痛に襲われるかも知れませんが、とにかく出すことが第一です。
一気に大量の牛乳を胃腸に流し込めば、それなりの反応があるはずです。
かなりの荒療治ですが、出ないよりはましです。
下剤を飲む
内科で症状を説明して、下剤を処方してほしい旨を先生に伝えれば出してもらえると思います。
受診するのが面倒だったり時間がないという人は、お近くのドラッグストアかAmazonでも売っています。
便秘薬には整腸剤と下剤があります。
整腸剤に期待できるのはいわゆる整腸作用であって、お腹がゆるい時にも飲めるぐらいなので、出す力はそんなに強くありません。
下剤は、直接的に大腸のぜん動運動を促進するので出す力が強いです。すぐにでも出したい場合は下剤がおすすめです。
市販の物ではエスエス製薬の【指定第2類医薬品】スルーラックS 40錠が一番よく効くかな?と個人的には思います。
値段的にも安いですし、便秘がひどい人は常備しておけば安心です。
浣腸
飲み薬よりもお尻から直接注入する浣腸の方が、効き目が早くて強烈です。
浣腸と言えばイチジク浣腸です。
イチジク浣腸は40というのと40Eというのがありますが、40の方が効き目が強いです。
浣腸は効き目が強烈なので、すぐにでもトイレに行けるという状況で使って下さい。
間違ってもこれから出かけるというタイミングで使わないように。
依存に注意
下剤や浣腸は、かなり効きます。
しかしながら、それらの効力に頼ってしまうと自然に出す力が弱くなってしまい、ますます頼らざるをえないという状態になる恐れがあります。
出なければなんとかして出すことが必要なのですが、普段から自分で出せる腸内環境、生活習慣を作ることが最も大事です。
下剤や浣腸は奥の手だと思って、普段から腸に優しい生活を意識するようにしましょう。
もし下剤や浣腸でも出ないという人は、出来るだけ早く病院を受診するようにして下さい。